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暮らしのディテイルに意識を込める。

暮らしのディテイルとは、毎日繰り返す小さな活動です。

洗濯すること
歯を磨くこと
皿を洗うこと
ゴミを出すこと
食事をすること
働くこと・・・

小さな積み重ねが重なり、
私たちの暮らしはできています。

あなたに質問をします。
そういった暮らしの小さな活動に意識を込めているでしょうか?

日本人は、そういった暮らしのディテイルに
意識を向けることを疎かにしてきた気がします。

多くの人が豊かな未来の生活を夢見て、今は仮の生活だからといって、
まにあわせを常に許し続けてきたのではないでしょうか?

その結果、生活を頭でしか感じていないビジネスパーソンが創りだした
「とりあえずの世界」に自分たちを押し込めていたのではないでしょうか?

今は仮の住まいだから・・・。
とにかく仕事をがんばりたいから生活は適当でいい・・・。

そんな「仮のまにあわせの暮らし」という考え方がずっと続いて、
日本に住む私たちの感覚が、私たち全員の無意識が、
今の社会のあり方、街のあり方、暮らしのあり方をつくっています。

しかしよく考えてください。

私たちは、ビジネスパーソンでありながらも生活者なはずです。

そこには境界もないし、ひとりの生活者が
自分の生活をつくっていくという感覚をもっている
はずです。

とりあえずと考えてきた今この瞬間は、
まぎれもないあなた自身の人生を創る一部分なのです!

「美は細部に宿る」

この言葉はもしかすると、
私たち自身の生活に当てはまるのではないでしょうか?

細部に美の宿らない生活とは、
生活の小さな活動に意識を向けず、
全てがルーチンワークになってしまうという事です。

逆に細部に美の宿った生活とは、
生活の小さな活動にまで自分の意識を向け、
自分らしさをもって楽しんでいくこと
ではないでしょうか?

何のために仕事を頑張っているのか?
それは本当に豊かで充実した人生を送るためではないでしょうか?

日本人は、その感覚が、ずっと逆になっているのではと感じます。
そしてその感覚をもとに戻し、暮らしに対する感性を高めることが、
これから豊かに生きる上で大切なことなのではないでしょうか?

もちろん、夢を持ち、未来を見ることは大切です。
それと同時に「今を生きること」をもっと大切にするということです。

今の暮らしは、家はあなたの意識が込められていますか?
上質な暮らしとは、そういった暮らしの
小さな活動にただただ意識を込める事からはじまること
なのです。

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