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上質に暮らすということ、
その基本にあるのは特別なことではありません。
丁寧に暮らす。
これだけなのです。
丁寧に暮らすとは、
日々のちょっとした活動、時間に意識を向けるということ。
意識を向けるというのは、その行為、時間を五感で楽しむということです。
料理を創ることに意識を向けてみる。
本を読むことに意識を向けてみる。
隅々まで掃除をすることに意識を向けてみる。
そうした日々の生活に意識を向け、何気ないことを五感で楽しむことが、
丁寧に暮らすということであり、心の上質さにつながるのです。
仕事に追われ、疲れ果て、
生活そのものが、ただただ栄養の摂取だったり、
ただただ睡眠をとるための時間であっては人生は豊かとは言えません。
丁寧に暮らすということ、
それは一種のココロの平安を取り戻す時間です。
忙しい中にも、生活に意識を向けることによって、
五感をはたらかせ、今受け取っている幸せに気づくのです。
そうした生活の中の今ここにある幸せに気づく力をつけること、
それが上質に暮らす上で大切なことなのです。
【１分ワーク】
今日いつもよりちょっと丁寧に楽しんでみたい活動は何ですか？
それをひとつ考えて、実際に楽しんでみて、五感で味わおう！
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